重量250g、最短撮影距離20cm 最大撮影倍率0.17倍
フォーカスギアとして、自在ブッシュを装着
OM-1に装着した状態
21mmの超広角でありながらf2という、当時としては他社にはないスペックで登場したレンズです。
しかも20cmまで寄れ（他社では25cmがせいぜいでした）、近距離収差補正機構が採用されているため、近接撮影でも破綻のない描写です。色乗りもよく､小型軽量な名玉です。
玉数が少ないのか､中古市場でもかなりの高価格が付いているようです。
この画角は陸上ではもてあましますが、水中では28mm相当の画角になり、最短撮影距離で生息環境まで盛り込んだ特徴ある写真を撮ることができます。とは言ってもなかなかうまくは行きませんが。
ポートがフラットであるため四隅は流れてしまい、本来の描写性能を引き出せていません。
最短まで接近すると、WDがわずか10cmとなってしまうため、被写体は限られます。逃げる被写体には向きません。
