アシナガスジエビ (テナガエビ科) Palaemon ortmanni Rathbun, 1902
アシナガスジエビ(広島湾)

アシナガスジエビ 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/60 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離36cm 
広島湾 1月 水深1.5m

 海棲のテナガエビ類は小型のものが多いのですが、本種はまあまあの大きさで、かつ、見た目も淡水のテナガエビとよく似ています。初めて見たときには、「テナガエビがなぜ海に?」と思ったほどです。

 しかし、よく見ると体に黄白色の細かな斑点が多数あり、また、額角が黒くて非常に突き出しているため、本種を他のテナガエビ類と見間違えることはないでしょう。海藻の下や大岩の裏(オーバーハング)に潜んでいます。透明なので、昼間発見するのは難しいと思われます。

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