クルマエビ (クルマエビ科) Marsupenaeus japonicus (Bate, 1888)
クルマエビ(広島湾)

クルマエビ 

オリンパスE-3 ZD35/3.5マクロ f8 1/180 Z-240×2(TTL) 
広島湾 10月 水深50cm

 大型個体は深いところにいる、とされる本種ですが、広島湾ではごく浅い場所でも観察しています。この個体は中潮の干潮時、水深50cmにて見つけたものです。

 広島湾ではなかなか全身を撮影できずにいたのですが、このたび全身を捉えることができました。

 写真の個体は20cm近い大物で、水深50cmほどの砂底に眼だけを出して潜っていました。周辺は圧倒的にフトミゾエビの幼体が多く、ひときわ目玉が大きかったので「これはクルマだ」と直感したら、案の定クルマエビでした。

 本種はよく泳ぎ、浮遊して真っ直ぐに数m移動することができます。

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