オオヘビガイ [地方名マガリ] (ムカデガイ科) Serpulorbis imbricatus (Dunker, 1860)
オオヘビガイ(広島湾)

オオヘビガイ 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/60 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離24cm 
広島湾 10月 水深30cm

 岩に付着する巻き貝です。以前よりも増えたように思います。岩によっては、本種ばかりが付着していることもあります。

 写真にもあるとおり殻口から粘液を出し、これにプランクトンを絡めて食べています。

 方言では「マガリ」と呼び、曲がっていることが語源と思われます。見かけによらず美味な貝で、ゆで上げた後ラジオペンチで底の殻を砕き、殻口から吸い取って中身を食べます。これが何とも言えぬ甘みがあって美味です。

  前  戻る   種類別に戻る   次    TOP