タイワンガザミ (ワタリガニ科) Portunus pelagicus (Linnaeus, 1758)
タイワンガザミ(広島湾)

砂底に潜るタイワンガザミ 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f8 1/45 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離60cm 
広島湾 8月 水深2m

 昔は広島湾にはいなかったカニです。温暖化の影響なのか、瀬戸内海や東京湾でもガザミを圧倒するほど増えている、という情報は得ていました。実際に海中であっさり見つけてしまうと、やっぱりそうなのか、と実感します。

 この個体は甲幅15cmほどもあろう雄で、砂底に身を埋めて潜んでいました。しかも水深は2m。この時は重しがなかったので「潜降して接近し、ピントが合った瞬間にシャッタを切る」という一発勝負で臨みました。

 続いて砂をゆっくりどけて、全身を現して撮影しようとしましたが、突然沖の方に泳ぎ去ってしまいました。

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