ゴクラクハゼ

(ハゼ科 ヨシノボリ属)

Rhinogobius giurinus (Rutter, 1897)

ゴクラクハゼ(相模川)

ゴクラクハゼ

オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f16 1/125 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離30cm

相模川 7月 水深50cm

 河口部の止水域の砂泥底にいます。夏期にはマハゼの幼魚が河川に入ってきますが、これと同所的に存在します。両者は遠目ではよく似ていますが、こちらの方が警戒心は薄く、撮影は容易です。

 一見地味に見えますが、体側に美しい青い斑点があります。

ゴクラクハゼ(長良川

ゴクラクハゼの婚姻遊泳?

オリンパスE-3 ZD35/3.5マクロ f8 1/125 Z-240×2(TTL)

長良川 6月 水深50cm

 夏になると、普段は地味なゴクラクハゼの雄には、美しい婚姻色が現れます。聖衆来迎図(極楽浄土から阿弥陀如来がお迎えに来る様子を表現した図)のようです。

 川岸に近い緩流部で、2匹が半身ほど前後にずれた状態で一糸乱れず延々と並行遊泳するのを観察しました。当初は雄どうしの闘争なのかと思っていましたが、よく見ると半身遅れている1匹は雌です。この遊泳は素早く、かつ広範囲(少なくとも3m四方)に渡ります。後を追うのですが、見失ってしまい、この後どうなったのか不明です。本種は普段はあまり活動的とは言えないので、この行動にはかなりギャップを感じます。

 1年後、同じ場所で全く同じ行動を確認しました(このときも見失いました)。この行動は婚姻に関連する儀式的な遊泳と思われます。

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