イッテンコテナガエビ

(テナガエビ科 スジエビ属)

Palaemon concinnus Dana, 1852

イッテンコテナガエビ(沖縄島の河川)

脱皮中?のイッテンコテナガエビ

オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/60 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離26cm

沖縄島の河川 5月 水深50cm

 スネナガエビとよく似ていますが、背部に斑点があることから、イッテンコテナガエビとしています。汽水性のエビ類はあまり図鑑にも載っておらず、同定が困難です。本種とイッテンコテナガエビは非常によく似ているようですが、『沖縄海中生物図鑑 第8巻』ではスネナガエビと記載されています。

 汽水域には多数見られ、岸寄りの止水域で群れています。ヒルギ類の気根の上などに多数群がっており、よくホバリングします。

 この個体は脱皮中のように見受けられるのですが、甲が縦に裂けているようで、頭胸甲と腹甲の間が裂けるという通常のエビ類の脱皮パターンとは違うようです。

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