ウリタエビジャコ?

(エビジャコ科 エビジャコ属)

Crangon uritai Hayashi &Kim, 1999

ウリタエビジャコ(東京湾)

ウリタエビジャコ?

オリンパスE-3 ZD8/3.5魚眼+EC14 f8 1/90 Z-240×2(TTL)

多摩川 3月 水深50cm

 「ウリタ」は学名の種小名を日本語化したものです。東京湾の干潟付近には、本種とカシオペエビジャコの2種が棲息するとされています。

 第6副肢に溝があるのがウリタエビジャコで、ないのがカシオペエビジャコとされていますが、水中では見えません。捕獲しない限り同定困難です。

 ただ、潮間帯で目にするのはたいてい本種らしいので、とりあえずウリタエビジャコとしております。

 本種は多くの場合砂に浅く潜っており、砂地を攪乱するとぴょーんと飛び出します。そして直ちに砂に潜ります(動かない個体は砂底に擬装しているので、そう簡単には見つかりません。)。このため撮影するのはなかなか簡単ではありません。しかし、個体数は非常に多いので、中にはすぐに潜らない個体もいます。そういう個体を狙って撮るしかありません。

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