ボウシュウボラ (フジツガイ科) Charonia lampas sauliae (Reeve, 1844)
ボウシュウボラ産卵(真鶴)

ボウシュウボラの産卵
 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/60 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離27cm 
真鶴 1月 水深8m

 本種は大型になる巻貝です。ヒトデを襲って喰っているのを見かけます。ヒトデにはヒトデサポニンンという毒が含まれるのですが、解毒できるようです。また、トゲモミジガイの内臓に含まれるテトロドトキシンを内蔵(中腸腺:肝臓や膵臓に相当)にため込んでいます。このため、可食部は筋肉部分に限られます。

 本種は水温の低い時期、岩に産卵します。大型の巻貝が派手な色の卵を産むので、目に付きます。

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