内湾の泥底に棲息する種で、漁獲物としては珍しくないのですが、レジャーダイバーはまず出会わない種です。
ハゼ類の中では比較的大型になります(20cmほど)。尾びれの形状が独特で、炎のようです。
本種は泥底に巣穴を掘って暮らしているようで、日没の頃表に出て、シロウオなどを食べています。穴居している割には神経質ではなく、寄っても逃げません。ひとしきり食事すると、また巣穴に戻るらしいです。
ちなみにこの日は、シャコは出るわ、エビジャコは出るわ、ニベは出るわで、強烈な夜間潜水でした。
ガイドさんはこの日アカハゼを3匹見たそうですが、2月頃には繁殖のために集まるらしいので、その前兆だったのかも知れません。