ハチ

(フサカサゴ科 ハチ属)

Apistus carinatus (Bloch & Schneider, 1801)

ハチ(三保)

片目のハチ

ペンタックスLX DFA50/2.8マクロ f13 1/30 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離50cm

三保 12月 水深5m

 何らかの原因で右目がないハチです。左目はちゃんとありました。

 これと同じ個体をこの写真を撮る4か月ほど前に確認していますが、その時よりもかなり成長しておりました。目が片方なくても、さして支障はないようです。

 ハチは昼間は砂泥に潜っているのか、全く見かけませんが、夜間は1ダイブに何匹も見ることがあります。ただ、砂泥にヒレを閉じて静止していることも多く、必ずしも泳ぎ回っているわけではありません。立派なヒレを撮ろうと思えば、指示棒で少し持ち上げてやると泳ぎます。毒魚なので、逃げ回ることはありません。

 フサカサゴの仲間ですが、体がフラッシュに反射しやすいのでフラッシュは上方に位置させた方がよいでしょう。

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