アユ足袋(渓流足袋)

アユ足袋(渓流足袋)

マリンブーツで代用できそうだが、靴底が違う。

 スクーバをする人は「マリンブーツで代用できるのでは」と思われるかも知れませんが、川の石には藻類が着いていて非常に滑りやすくなっています。マリンブーツだと川の中で転け、撮影機材を破損したり、怪我をしたりするおそれがあります。

 鮎足袋(渓流足袋とも言います)は靴底にフェルト地を貼ったもので、川の中で滑ることがありません(砂や小石が入らないのはマリンブーツと同じです。)。釣具屋で比較的安価に手に入りますので、川で撮影する場合は必ず鮎足袋を着用することをお勧め致します。

 ただ、帰りは水を吸って非常に重くなります。

 鮎足袋は水抜けが悪いので、ちょっとやそっとでは乾きません。帰宅したら中にくしゃくしゃにした新聞紙を詰め、水分を紙に移動させます。これを何度か繰り返します。特に底のフェルト地は手強く、くしゃくしゃにした新聞紙を下に敷いて水分を移動させることを繰り返し、風通しのよい日陰で1週間程度乾かします。「もう乾いただろう」と高をくくって収納すると、カビだらけになりますので要注意です。

 早く乾かそうとして直射日光に当てるのは避けましょう。劣化します。

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