ナガレモエビ (モエビ科) Hippolyte Ventricosa H. Milne Edwards, 1837
ナガレモエビ(広島湾)

ナガレモエビ 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/250 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離24cm 
広島湾 10月 水深1m

 写真を見てもどこにエビがいるのか一瞬では分からないと思います。それくらいこのエビはうまく環境にとけ込んでおり、発見するのも困難なら、その小ささ故(1cmほどしかありません)、波で揺れなどすると撮影するのも一苦労です。

 本種は海藻やヒドロ虫に付着しており、これらを指示棒で振ると見つけることができます。こうした付着系の動物には共通した行動ですが、下手に泳ぐと喰われるので、波に任せて近くのものに付着し、紛れます。その場所から目を離すと、もはやどこにいるのか分からなくなってしまいます。

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