琵琶湖はいまやバスとギルの天国だと思っていたのですが、意外にもそこそこ見られたのが本種です。しかも、本種は集団でブルーギルの産卵床を襲い、卵を食っておりました。侵略されてばかりの在来種かと思っていましたが、一部の在来魚は反撃しているようで、それを目の当たりにしました(オイカワやビワヒガイが卵喰いをしているとの研究報告もあります。)。
本種は一見底凄性に見えますが、群れをなして泳ぎ回っています。そして群れでブルーギルの産卵床を襲い、しばらく卵を食っては移動し、他の産卵床を襲っていました。その間、ギルはなすすべもありません。本種はやや吻が長く、卵喰いに向いているようです
カメラを持って接近すると、単体だと逃げますが、群れで卵食いをしているときは全くと言っていいほど逃げません。息を止めて潜降した後接近するのですが、広角側(28mm相当)でベタ寄りできました