南西諸島の干潟域で普通に見られるシオマネキです。確かにシオマネキよりは小さいですが、「ヒメ」というほど小さくはありません。
本種はオキナワハクセンシオマネキよりも、低く、泥っぽい場所に棲息しています。警戒心はあまり強くなく、巣穴の前で超広角で待ちかまえていてものこのこ出てきます。それでも鳥の影には極めて敏感に反応し、飛翔するカラスの影であっという間に巣穴に入ってしまいます。しかしすぐに出てきてディスプレイをしたり、他の雄を追い払ったりと活動的です。
先方に未成体が見られますが、シオマネキの幼体にそっくりです。