ヒナハゼは琉球列島の汽水域の止水域にいるハゼのうち、もっとも個体数が多いものの一つと思われます。
この個体は雄です。近縁のアベハゼ属と同様、丸っこい吻をしています。
雄は吻が丸いのですが、雌は尖っています。このためずいぶん雰囲気が違って見えます。ヨシノボリ類もそうですが、雄は闘争のためか口が大きくなるようです。個体数は雌の方が多いように感じます。
この個体は流木の上にいたものです。警戒心は薄く、寄るのは簡単です。
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