本種にはかつて、模様の異なるカスリテナガエビが含められており、まとめて「ネッタイテナガエビ」と呼ばれていました。
ネッタイテナガエビは頭胸甲に赤褐色の縦縞が入っているものです。この点ではツブテナガエビに似ていますが、左右の鉗脚の形態が異なっており、これが相違点となっています。
カスリテナガエビよりも多く見かけるようには思いますが、個体数は少なく、希少種であることに変わりはありません。
流れのある場所に棲息します。雄は写真のように大きく太い鉗脚を持っています。
▲ページ先頭へ▲