シマドジョウ種群は、少なくとも4集団に分けられるとされてきましたが、2012年に新和名が提唱されています。
①東日本集団 → ヒガシシマドジョウ:長野以東の本州
②西日本集団2倍体型 → ニシシマドジョウ :東海・北陸・近畿北部・山陰地方
③西日本集団4倍体型 → オオシマドジョウ :瀬戸内海流入河川
④高地集団 → トサシマドジョウ :高知
本種は緩流域にも止水域にもいて、個体数も多いです。通常は止水部の砂底にいますが、かなり流れのある場所にいることもあります。
砂地にいるものは結構敏感でさっさと逃げますが、このように瀬にいるものは石に寄り添って安心しているのかあまり逃げません。