ボラ (ボラ科) Mugil cephalus cephalus Linnaeus, 1758
ボラ(広島湾)

ボラの幼魚の群れ 
オリンパスE-1 ZD14-54(25)/2.8-3.5 f9.5 1/60 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離60cm 
広島湾 8月 水深1m

 ボラは内湾・汽水性の魚で、よく水面から飛び上がっているのを見かけます。

 海のそばには、「いな池」と呼ばれる汽水性の沼があって(「いな」とはボラの幼魚のこと)、ここでもボラが跳ねているのをよく見かけましたが、このような池は埋め立てられたり、海との行き来を断たれることが多く、このような風景はあまり見られなくなりました。

 ボラは警戒心の強い魚で、大きくなるにつれ寄りがたくなります。カメラをセットして構えたままじっとしていて、向こうが近づいてくるのを待つしかありません。この写真は、カキひびの下でこちらに近づいてくるのをじっと待って撮ったものです。

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