キヌバリ日本海型 [地方名トラハゼ] (ハゼ科) Pterogobius elapoides (Günther, 1872)
キヌバリ日本海型(広島湾)

キヌバリ日本海型 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f16 1/125 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離40cm 
広島湾 5月 水深2.5m


 広島湾では、キヌバリは太平洋型と日本海型の両方を見ることができます。この個体は7本目の横縞が尾柄部に見られるので、日本海型です。実際は、これらの中間のような個体が多いです。

 キヌバリは遊泳性で、砂底の少し上に定位しています。幼魚のうちは小さな群れを作っていますが、成長すると縄張りを持つようになり、他の個体が侵入してくると激しく追い払うのが観察できます。

 比較的接近は容易な魚で、逃げてもまた同じ場所(縄張り)に戻ってきます。

 冬に海に入ると、稚魚がたくさん見られます。

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