セジロムラサキエビ (テッポウエビ科) Athanas japonicus Kubo, 1936
セジロムラサキエビ(広島湾)

セジロムラサキエビ 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f16 1/125 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離24cm 
広島湾 5月 水深1m

 石や障害物の下に棲息しています。この個体はカキひびの残骸の下にいたものです。個体数はそれなりにおり、珍しいものではありません。大きさ1.5cmほどの小さなエビです。

 最初はテッポウエビ類の幼体か、とも思ったのですが、大きさにばらつきがないこと、時季が違っても同じような大きさの個体が見られることから、これが成体なのだと推測し、セジロムラサキエビと判定しました。普段ははさみ脚は折りたたんでいるようです。

 障害物をのけるとしばらくは呆然としていますが、スッと障害物の下に隠れますので、シャッタチャンスは一瞬です。カメラはあらかじめセットした上で障害物をのけ、素早く撮影します。

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