北海道に生息する大型の陸封カジカです。
東北地方の一部に分布する個体群は遺伝的にはかなり異なっているとされ、大きさも北海道個体群の半分ほどにしかなりません。
本土のカジカ同様、流れのある場所の浮石の下にいます。写真の個体は大型の雄で、頭が大きい独特の体型になります。逃げるときはかなり俊敏です。
上流部の早瀬の石の脇で見つけた雌です。卵を持っており、腹が大きくなっています。浮き上がった瞬間を撮影しました。
この時期は雪代で水が濁っている川が多いため、上流部で濁りの少ない河川を探索しました。