本種はクロヨシノボリの近似種で、陸封型です。絶滅危惧IB類に指定されています。
滝の上などで優占しており、いる場所には多数見られます。流れのあるところにもいますが、止水部を好むようです。
コンジンテナガエビを撮影していたら本種が求愛を始めたので、すかさず被写体を切り替えてシャッタチャンスを待つことにしました。こちらを気にすることもなく一生懸命ディスプレイに励んでいるので、あっさり撮影できました。和名のとおり雌の腹は婚姻色で黄色くなっています。
雌を巡って、雄同志がヒレを全開にして争っています。体側を誇示した後は、水中を跳んで競い合っていました。
この写真はシャッタ速度1/125で撮っていますが、動きが素早くて写し止められませんでした。もっと早いシャッタ速度にするか、流し撮りするかが必要でした。