コンジンテナガエビ

(テナガエビ科 テナガエビ属)

Macrobrachium lar (Fabricius, 1798)

コンジンテナガエビ♂(西表島の河川)

コンジンテナガエビの雄

オリンパスE-3 ZD8/3.5魚眼+EC14 f8 1/250 Z-240(TTL)×2 

西表島の河川 5月 水深20cm

 我が国ではもっとも大型になるテナガエビです。琉球では中流・上流域の優占種と言えるでしょう。

 写真の個体は鋏脚まで入れると30cmほどもある大型の雄です。大きい上に狭い隙間に隠れたがりますので、なかなかうまく撮れません。

 この場所では昼間から徘徊していましたが、本来は夜行性で、夕方になると腹が減るのか、まだ明るいうちからぞろぞろと出てきます

コンジンテナガエビ♀(西表島の河川)

コンジンテナガエビの雌

オリンパスE-3 ZD8/3.5魚眼+EC14 f8 1/250 Z-240(TTL)×2 

西表島の河川 5月 水深80cm

 雄はあまりいないのですが、雌は結構個体数が多く、緩流域の岩棚の下などには多数見られます。

 じっとしていればカメラの前まで寄ってくるので、超広角にて撮影してみました。

 本種は陸上でも沢沿いに上っていくことができるため、滝の上にも棲息しております。また、夜になると他の水とは絶縁したポットホールにも見られることから、陸上に出て移動する性質があるようです。

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