琵琶湖の固有種ですが、アユの種苗に混じって関東地方を中心に各地に移入しています。よく似た亜種コウライモロコは、琵琶湖以外に分布し、こちらの方がずんぐりしているとされています。
スゴモロコは琵琶湖では主に水深10m程度の場所に棲んでいるため、タンクを背負わないと撮影できないと思っていたのですが、偶然にも浅場で写真の1匹に遭遇しました。見つけたのはこの個体のみで単独でした。ヒレに水綿が出ている病気の個体ですが、まずフィールドで見ることはないだろうと思っていたので、貴重な遭遇となりました。
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