河口域や干潟に棲息する種で、アナジャコやスナモグリなど巣穴があるところにみられます。
いるところには普通に見られますので、個人的には同属のクボハゼよりは稀少な感じはしません。かつては絶滅危惧IB類に指定されていましたが、2007年改定で同II類となりました。
この個体は河口干潟の水たまりで撮影したものです。警戒心は薄く、ベタ寄りすることができます。その代わり待てど暮らせどヒレは開きません。
スナモグリの穴に飛び込む瞬間は確認できていませんが、撮影している間に水たまりからいなくなっているところを見ると、飛び込んでいるものと思われます。