ザラテテナガエビ

(テナガエビ科 テナガエビ属)

Macrobrachium australe (Guerin-Meneville, 1838)

ザラテテナガエビ(西表島の河川)

ザラテテナガエビ

オリンパスE-3 ZD35/3.5マクロ f8 1/250 Z-240(TTL)×2

西表島の河川 5月 水深50cm

 本種は、海に近い淡水域の緩流から止水部に棲息します。ヌマエビ類と同所的に見られます。

 額角が上向きでスベスベテナガエビに似ていますが、下縁4歯(スベスベテナガエビは6歯)であることや、頭胸甲側面の模様からザラテテナガエビと同定しています。ちなみにこの個体の額角上縁10歯です。また、スベスベテナガエビは汽水域に棲息し、淡水域には侵入しないとされています。

 この個体は、岸寄りの枯れ枝などが堆積した場所にいました。動きは緩慢で、寄っても逃げません。

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