本種は、海に近い淡水域の緩流から止水部に棲息します。ヌマエビ類と同所的に見られます。
額角が上向きでスベスベテナガエビに似ていますが、下縁4歯(スベスベテナガエビは6歯)であることや、頭胸甲側面の模様からザラテテナガエビと同定しています。ちなみにこの個体の額角上縁10歯です。また、スベスベテナガエビは汽水域に棲息し、淡水域には侵入しないとされています。
この個体は、岸寄りの枯れ枝などが堆積した場所にいました。動きは緩慢で、寄っても逃げません。
▲ページ先頭へ▲