イタヤガイ

(イタヤガイ科 イタヤガイ属)

Pecten albicans (Schroeter, 1802)

イタヤガイ(三保)

イタヤガイ

ペンタックスLX DFA50/2.8マクロ f32 1/60 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離25cm

三保 12月 水深15m

 三保では泥底に棲息し、よく見られます。必ず殻の膨らんだ方を下にしています。

 本種は豊凶の差が激しく、年によって多量に獲れたかと思うと、さっぱり獲れなくなったりするそうです。ただ、ホタテガイの養殖が盛んになってからは、あまり市場に出なくなりました。昔はカキ養殖にも本種の殻が使われていましたが、今ではほとんどがホタテガイの殻に置き換えられています。

 三保は泥底ゆえ泥を被っている種も多く、このような被写体は写真を撮っても分かりにくくなってしまいます。本種は泳ぐくらいなので、泥を払っても軟体を引っ込めんだろう、と勝手に思いこみ、泥を払っては軟体に引っ込まれていました。軟体動物は軟体が見えていないと意味がないので、素直に撮りました。

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