アカメバル (フサカサゴ科) Sebastes inermis Cuvier, 1829
アカメバル(広島湾)

アカメバル幼魚の群れ 
オリンパスE-1 ZD14-54(25)/2.8-3.5 f8 1/60 FL-20(フル)+D-180(オート) 撮影距離70cm 
広島湾 8月 水深1m

 メバルの種間変異については長らく定説を見ていなかったのですが、2008年にアカメバル、クロメバル、シロメバルの3種に区分されました。それぞれ胸びれ軟条数が15本、16本、17本とされています。また、体色やヒレの色もそれぞれ赤色、黒色、褐色という違いがあるとのことです。生態的には、クロメバルは外洋性とされています。

 この群れは軟条数15本で、アカメバルと考えられます。撮影地では非常に多い魚で、特に幼魚は水深50cm程度の浅場からたくさん群れています。夜間は岩のそばなどに単独で寝ているのがよく見られます。

 この写真はカキひびのそばに群れているところです。

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