クジメ [地方名アブラメ] (アイナメ科) Hexagrammos agrammus (Temminck & Schlegel, 1844)
クジメの顔
オリンパスE-1、ZD50/2マクロ、f22、1/60、Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離26cm
広島湾 12月 水深70cm
クジメはごく浅場にいる魚で、水深1mよりも深い場所では見たことがありません。
カキひびのそばに寄り添っていたこの個体は、近づいても全く逃げないので、接近して顔の正面を狙ってみました。何かに擬装しているつもりなのかじっと動きませんでしたが、目だけはきょろきょろしています。本当は両眼でこちらを見た瞬間を撮りたかったのですが、息が続かなかったので片目のみで妥協してしまいました。
地元ではアイナメやアサヒアナハゼとあまり区別されておらず、まとめて「アブラメ」と呼ばれておりました。