オニオコゼ (オニオコゼ科) Inimicus japonicus (Cuvier, 1829)
オニオコゼの幼魚
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f16 1/125 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離36cm
広島湾 11月 水深70cm
夜間撮影したもので、昼間はまだ見たことがありません。
この個体はまだ幼魚で、泥底のミル場のそばにいたものです。猛毒を持つわりには光を当てると胸びれで歩いてそそくさと逃げます。
本種はアマモ場にいることが多いようで、昔から「オコゼに刺されるからアマモの中は泳ぐな」と言い伝えられてきたようですが、それはハオコゼではなく本種のことを指すようです。昼間はアマモの生えているような砂底に潜って寝ているのでしょう。