緩流域に棲息しています。ゴクラクハゼと同所的に存在していますが、より砂底を好みます。砂底に適応した種であるため、石の下に隠れることはありません。このハゼがいるところは、透視度が悪いため、遠目ではゴクラクハゼに似ているように見えますが、上から見たときに頭が丸く、体が細長いので区別可能です。
雌はあまり動かず、ヒレもあまり開きません。ヒレが短く、第一背びれに褐色班が見え、体が白っぽく見えるのが雌です。雄はヒレが長く、黒っぽく、ちょこまかとよく動くので区別できます。
雄は他の雄や、ゴクラクハゼが接近したときにヒレを開きますので、その瞬間を撮ったものです。右にいるのがゴクラクハゼです。
感潮域の礫底にいたものです。チチブやビリンゴがやたらに目立つ環境で、アシシロハゼが少数混じっていました。
アシシロハゼの雄は動きがあって、ヒレを開くとなかなか特徴的なのですが、雌は地味です。じっとしているとマハゼに似ていますが、体側に明るい横線があるので区別できます。
撮影は容易ですが、ヒレは開きません。