スネナガエビとよく似ていますが、背部に斑点があることから、イッテンコテナガエビとしています。汽水性のエビ類はあまり図鑑にも載っておらず、同定が困難です。本種とイッテンコテナガエビは非常によく似ているようですが、『沖縄海中生物図鑑 第8巻』ではスネナガエビと記載されています。
汽水域には多数見られ、岸寄りの止水域で群れています。ヒルギ類の気根の上などに多数群がっており、よくホバリングします。
この個体は脱皮中のように見受けられるのですが、甲が縦に裂けているようで、頭胸甲と腹甲の間が裂けるという通常のエビ類の脱皮パターンとは違うようです。