汽水域にいたものです。干潮時でほぼ淡水域となっている状態ですが、実はあちこちに密度濁りがあります。そんな中、木の枝のようなカワヨウジを見つけたのは運がよかったというものでしょう。
腹に明瞭な縞模様があるので、カワヨウジと分かります。尾ビレがおもしろい形をしています。
擬態に自身があるのか、寄っても逃げません。一応全身をフレーミングしていますが、この手の魚は100ミリ級のレンズは向いていません
近寄っても逃げることはありませんので、顔を等倍撮影してみました。
背景に見えるゆらゆらは汽水域特有の密度濁りです。ポートの先端と被写体の間に密度濁りがなかったために鮮明に写っています。密度濁りは手強く、どんなに短い距離でも鮮明には写りません。密度濁りが消えた瞬間にシャッタを切らねばなりません。