九州中部・北部にのみ分布する日本固有の小型のタナゴです。スイゲンゼニタナゴに近縁ですが、本種の方が体高が高いとされています。
本種もスイゲンゼニタナゴ同様、浅い場所に群れており、他のタナゴ類とは棲み分けている印象があります。ニッポンバラタナゴが止水部を好むのに対し、本種は緩やかな流れのある場所を好むようです。水際の流れの緩い抽水植物の側で群れていました。
繁殖の季節ではありましたが、繁殖行動は確認できていません。ただ、雄の婚姻色はなかなか見事です。
雌です。産卵管は短いです。
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