50cmほどあるナマズの成魚で、緩流域にいたものです。昼間は沈水植物の間に潜んでいましたが、撮影距離60cmにセットして接近したところ、猛然と逃げました。
夜間は泳ぎ回っており、光を当てても遠くへ逃げることなくまた戻ってくるので、諦めずにカメラをセットしたまま待機することにしました。体が白っぽく反射するので、位置を把握するのに困難はありません。しかし、くにゃくにゃと頻繁に泳ぐ方向を変えて位置予測が不可能な上、サイズが大きいので、フレーミングとピントを同時に合わせるのは至難の業であり、非常に撮影の難しい魚です。
結果、ご覧のように全身をフレーミングできませんでした
夏場に、オタマジャクシのようなナマズの幼魚が見られます。浅瀬をひょろひょろと泳いでいた4cmほどの個体です。
ナマズは、濁ったところにいるイメージが強い魚ですが、実際には清冽な河川にもよく見られます。