外来種ですが、本州では定着しにくいとされているマスです。養殖の歴史が長いだけあって、ヤマメに比べると、吻が丸っこく、ややずんぐりしております。また、警戒心も薄く、ヤマメが逃げても本種はのんびり目の前を泳いでいたりします(警戒心が薄い、というのは養殖する上では重要な性質です。)。
撮影地では、ヤマメと同じ場所に群れていました。小型個体はぱっと見ヤマメによく似ていますが、背びれにも多くの斑点があることから本種とわかります。他のサケマス類同様流れに定位し、時折ライズするので、その瞬間を狙いました。
【おことわり】
本種は一般に「ニジマス」と呼ばれていますが、本HPでは外来種であることを明確にするため、あまり使われていませんが、「レインボートラウト」という標記を用いています。