チチブモドキが汽水域を中心に棲息し、あまり大きくならないのに対し、本種は淡水域に棲息し、カワアナゴ並みに大型になります。
判別点は胸びれ付け根の黒点で、テンジクカワアナゴは黒点が一つ、チチブモドキは二つあります。
本種は基本的に夜行性ですが、夕方になると腹が減るのか小型個体からぞろぞろと表に出てきます。ただし、大型個体は警戒心が強く、なかなか表に出て来ません。出てきても寄るとすぐに引っ込んでしまいます。体色も異なり、大型個体はたいてい真っ黒です。
小型個体の中には全く動じないものもおり、触れるほど寄ることができます。