有明海では多数見られるトビハゼですが、東京湾では個体数は少なく、特に多摩川ではごく少数しか見られません。かつて東京湾のトビハゼは、「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されていました。
撮影地では2匹が見られたのみで、数は極めて少ないと考えざるを得ません。警戒心は強いですが、ムツゴロウほどではありません。
「トビハゼ」と言うからには跳躍しているところを載せるべきですが、未だ「これは」という写真が撮れていません。晴れた日は活動的でそこそこ跳びますが、曇天や雨天の日はほとんど跳びません。また、こういう日は早いシャッタ速度が切れませんので、ぶれてしまいます。
右側に見えるのはヤマトオサガニです。