ホッコクエビ (クルマエビ科) Metapenaeopsis lamellata (De Haan, 1844)
ホッコクエビ(神戸)

ホッコクエビ 

オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f19 1/250 Z-220(フル)+D-180(フル) 撮影距離30cm 
神戸 10月 水深2m

 生態写真は少ないと思われるエビです。色彩、形態ともなかなか印象深い種です。

 北海道が基産地となったため「ホッコク」という和名が与えられていますが、実は分布の中心は熱帯域です。明石市の市場で本種のみまとめて売られているのを見ましたので、瀬戸内海でもよく漁獲されるのでしょう。

 本種はアカエビ属に属していますが、ずんぐりした体型、とさかのように盛り上がった額角など、かなり特徴的ですので見まがうことはないと思います。ウシエビ属を除く他のクルマエビ類同様、夜行性で光を当てるとさっさと潜ってしまいます。

  前  戻る   種類別に戻る   次    TOP