ヒイラギは内湾性の魚ですが、外洋のポイントでも観察はされるようです。昼行性で、口吻を伸ばして泥底をつついて餌を取るとされていますが、夜間しか見たことがありません。
夜間は寝ているようですが、その割にはかなり不規則に泳ぐため、撮影にはやや手こずります。体側の光沢は銀白色で非常に美しいのですが、フラッシュの反射には要注意です。
本種は粘液が多く、広島では「ヅル」(粘液がズルズルの意か)と呼ばれていました。小型ですがアジに近いだけあって肉質はよく、美味です。
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