ヒイラギ

(ヒイラギ科 ヒイラギ属)

Nuchequula nuchalis (Temminck & Schlegel, 1845)

ヒイラギ(三保)

ヒイラギ

オリンパスE-3 ZD35/3.5マクロ f8 1/250 Z-240×2(TTL)

三保 6月 水深2m

 ヒイラギは内湾性の魚ですが、外洋のポイントでも観察はされるようです。昼行性で、口吻を伸ばして泥底をつついて餌を取るとされていますが、夜間しか見たことがありません。

 夜間は寝ているようですが、その割にはかなり不規則に泳ぐため、撮影にはやや手こずります。体側の光沢は銀白色で非常に美しいのですが、フラッシュの反射には要注意です。

 本種は粘液が多く、広島では「ヅル」(粘液がズルズルの意か)と呼ばれていました。小型ですがアジに近いだけあって肉質はよく、美味です。

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