コウガイメナガガザミよりも遭遇困難な稀種です。生態写真は三保で初めて撮影されました。
コウガイメナガガザミよりも小型で、眼柄も単純ですので、インパクトでは及びませんが、撮影できたのは非常に幸運だったと言えましょう。実はコウガイメナガガザミの巣穴から3mほどのところに、こいつがいるのをガイドさんが見つけてきてくれたのです。
昼間ではありましたが海中はかなり暗かったので、1mほど離れた場所にライトを設置してもらい、その光を頼りにピント合わせをしました。甲幅2cmほどと小型で、100ミリ級のレンズではあまり大きくは写せませんでしたが、コウガイメナガガザミよりは寄ることができたと思います。