テントは撮影機材の組立、着替え、いざというときの宿泊などに便利です。
アライテントはエアライズ・シリーズが有名ですが、私はより軽量なトレックライズを使用しています。2-3人用で重量1.73kg(2007年モデルは1.68kg)とこのクラス最軽量で、使い勝手もよく、性能的にも非常に優れています。価格も高いですが、それだけの価値のあるテントです。
トレックライズシリーズにはより小型な0、1の各モデルがありますが、荷物が多いこと、撮影機材の組立や解体がしやすいこと等を考慮し、本モデルを選択しています。
降雨やウェットスーツの乾燥に備え、フライシートも必ず持参するようにします。
テントは、川のすぐ側に設置してはいけません。いつ水位が上がるか分からないからです。雨が降っていなくても、上流での降雨や、ダムの放流等により水位が変動することがあります。少々川から離れても、水位よりも数10㎝高い場所に設置するようにします。
川に着いたら、まずはキャンプ適地を見つけてテントを設営します。撮影機材の組立は基本的にテントの中で行うようにします。細かな部品などを地面に落としてしまうと探すのが大変で、貴重な撮影時間を失うこととなります。また、砂等が付着して撮影機材が破損、水没するおそれがあります。
宿泊する場合は、夜露がおりますので、必ずフライシートを貼り、荷物はテントの中か、前室(テント入口とフライシートの間)に収納するようにします。特に靴を前室に入れ忘れないように注意します。
※ アライテント社は日本のテント、バックパックのメーカー。ブランド名はライペン(Ripen)。