サナダユムシ (サナダユムシ科) Ikeda taenioides (Ikeda, 1904)
サナダユムシ(広島湾)

サナダユムシの口吻
 
オリンパスE-1 ZD50/2マクロ f16 1/60 FL-20(フル)+D-180(フル) 撮影距離30cm 
広島湾 8月 水深3m

 アマモ場の砂底の穴から紐状のものが1mほど長く伸び、砂の上を這っては引っ込んでいます。ヒモムシの仲間かと思っていたのですが、どうやらサナダユムシの口吻らしいです。これで砂泥底表面のデトライタスを集めて喰うのです。

 この口吻は、刺激するとするすると穴の中に引っ込んでいきます。

 かつて、この吻は帰属不明の種「ウミサナダ」とされていました。

  前  戻る   種類別に戻る   次    TOP