体高が高く、尾柄が短いなど、外来型と考えられるコイです。この写真は素潜りで水深4mほどまで潜って撮影したものです。息が続く短時間での撮影になりますが、警戒心が薄く、逃げません。
我々が一般に見かけるのは、体色が黒いものも含め、まずコイ外来種です。在来種は、現在は琵琶湖の深場など限られた水域のみに残存しています。加えて非常に警戒心が強く、そう簡単に見ることはできません。両者は別種レベルの違いがあるとされています。詳しくはコイ在来種の頁をご参照ください。
この写真にはブルーギルも写っています。周囲はバスとギルが多く、本種も含め外来種が幅をきかせていました。
色ゴイを自然の河川で見かけることはあまりありません。目立つため鳥などの餌食になりやすいのでしょう。
水中でも光をよく反射して目立ちます。元が飼育型なので、性格はおっとりしていて、あまり逃げません。逃げてもしばらく経つと元の場所に戻っています。