ホシマダラハゼ

(カワアナゴ科 ホシマダラハゼ属)

Ophiocara porocephala (Valenciennes, 1837)

ホシマダラハゼ(西表島の河川)

絶滅危惧II

ホシマダラハゼの成魚

オリンパスE-3 50/2マクロ f6.7 1/180 Z-240(TTL)×2

西表島の河川 5月 水深30cm

 日本最大のハゼで、成魚は全長45cmに達します。長さだけでは50cmを超えるハゼクチがいますが、ずんぐりした体型と重量感では本種が圧倒します。

 夜の汽水域に潜ってみたりと10年来捜し続けてきたハゼですが、このたびようやく見つかりました。しかも30cm超えの大物です。撮影したのは昼間で、木の根の下で寝ているようです。撮影地点は純淡水ですが、この日は大潮で、満潮時には感潮域の上限です。ここまで捕食に来てそのまま寝入ったものと推測されます。

 眼の直径だけでも1cmくらいあり、なかなかの迫力です。しかしながら、この日は100ミリ級のマクロしか持ってきておらず、いわゆる「マクロでマンタ」状態となってしまいました。

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