イトモロコ

(コイ科 スゴモロコ属)

Squalidus gracilis gracilis (Temminck and Schlegel, 1846)

イトモロコ(有明海流入河川)

イトモロコ

オリンパスE-3 ZD35/3.5マクロ f8 1/250 Z-240×2(TTL)

有明海流入河川 7月 水深30cm

 流れのある場所にいるスゴモロコ属の魚です。上流域から下流域まで生息しています。写真の個体は感潮域で撮影しました。

 菱形を潰したような体型で、口ヒゲが長いのが特徴です。流れに定位して、流れてくる餌を食べています。近づくと石の隙間などの隠れ家に逃げ込みます。ただ、警戒心はあまり強くなく、すぐに表に出てきます。

 写真の2匹は同じ場所に定位していたものです。定位するので、ピントさえ合わせて待っていればよく、撮影は容易です。

 東海地方では河川中流域の止水部でよく見られます。なぜか琵琶湖周辺では見たことがありません。

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