カジカ小卵型

(カジカ科 カジカ属)

Cottus reinii Hilgendorf, 1879

カジカ小卵型(狩野川)

絶滅危惧IB

カジカ小卵型

オリンパスC-40z f8 1/125 D-180(外光オート) 撮影距離35cm

狩野川 10月 水深20cm

 両側回遊性のカジカで、太平洋側流入河川の下流域に分布します。上流域には本種とは別種のカジカ大卵型、日本海側や瀬戸内海流入河川にはカジカ中卵型が棲息します。

 撮影地では、確認した限り、胸びれの条数が16の個体ばかりで、小卵型と考えられます。眼から下方に2本の黒条が下がっていくのも本種の特徴とされていますが、中卵型にもこの模様はあります。

カジカ小卵型(宮川)

カジカ小卵型

オリンパスE-3 ZD50/2マクロ f8 1/180 Z-240×2(TTL)

宮川 9月 水深30cm

 宮川中流域の支流のカジカです。この場所の個体は胸びれの条数がいずれも16で、小卵型と考えられます。

 夜間撮影したもので、夜は表に出ており、光を当てても逃げません。

 清澄な支流でしたが、驚くべきことにオオクチバスがいました。

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