ヤツデスナヒトデ

(スナヒトデ科 スナヒトデ属)

Luidia maculata Muller & Troschel, 1842

ヤツデスナヒトデ(三保)

ヤツデスナヒトデ

オリンパスE-1 ZD35/3.5マクロ f11 1/250 Z-240×2(TTL) 

三保 11月 水深4m

 大型になるヒトデで、三保でも夜間はよく見かけます。昼間は海底に潜っているようで、見かけません。光に反応するようで、光を当てると腕を反らせます。

 本種はスナヒトデ同様、かなり高速で移動し、かつ大型であるため、貝類にとっては相当な脅威といえましょう。この写真は礫底で撮影していますが、実際には泥底に多く、同じ場所にはイタヤガイが多数見られます。イタヤガイ類のように泳いで逃げることができる種でないと、ヤツデスナヒトデの攻撃は躱せないでしょう。

 本種にはたまにトガリマルガザミが共生しています。

 本種は強い再生能があることから、骨の再生など医学・薬学分野での研究対象としても盛んに用いられています。

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