酒匂川には生息数は少なく、一日中探し回って1匹見つかるかどうかという程度です。見つかるとすれば、瀬が淵に切り替わるような落ち込みで、流れが激しく、かつ、ある程度深いところです。このため、撮影は流れとの戦いとなり、一眼レフ+ハウジング+2灯フラッシュだとピントや構図を合わせるのに結構苦労します
この個体は、一日中探し回ってほぼ諦めかけていた夕刻に見つけました。滅多にないチャンスとばかり30分あまり撮影し続けましたが、微動だにしませんでした。
7月頃にはよく見られます。この後、さらに上流に遡りながら成長するようです。9月に同じ場所に来てみたのですが、1匹も見つけられませんでした。
この個体は昼間にトロ場で見つけたものです。昼間はあまり動きませんが、夜間にこのような場所にいる個体は逃げ回ります。
後にシマヨシノボリがいますが、これ並の大きさの幼魚です。
安倍川はアユカケの多い川で、夜潜りすると特によく出会います。
これくらいの大きさ(全長10cmほど)になると早瀬にいます。下流側にカメラを構えますので、流れが巻き上がって、写真のように小石が乗ることが多いです。